どもどーもー! Iで。 でございま~す。
今日の長崎はご覧のとおりひどい雨。

流石にこの激しい雨では外に出るわけにもいかず、今日のお散歩はお預けでした。
では、Xi-36の仕上げと参りましょう!

最後の部品は、キャノピー部分です。 十分に乾いたことを確認したら、 まずは余分なのりしろなどの部分を切り落とします。

次に、爪楊枝などの細い丸棒を用意。 縁の部分を写真のように反らせておきます。 この部分がのりしろにもなるわけです。

胴体に接着。 この部分は複雑な曲面で接着しにくくなっています。 なので、乾くまでしばらく指で押さえておいてください。

写真↑のように、上半角を付けます。 私は右利きなので、左旋回用のスタブチルトを付けています。 上半角は写真の様に、ごくわずかで構いません。

さてさて、ここからがこの機体の調整のキモ、「ねじり下げ」と「ねじり上げ」を付けます。 主翼(実は前の先尾翼にも、わずかにつけておくといいです。)の外側端の前縁にわずかなねじる下げを付けます。 0.5㎜ぐらいですが、確実に付けておいてください。
主翼の外側後ろ端には写真の様にそれとわかるくらい(こちらは、1~2㎜ほど。テスト飛行をしつつ調整してください。)に、ねじり上げを付けます。 コレを付けておかないと、まともに飛ばないのでご注意ください。

横から見た時の写真です。 ねじり下げはわずかですが、お分かりでしょうか?

こうなります。 ほぼ完成ですが、今少し。

ラッカーを2回ほど、ハケ塗りで塗装しておきます。

最後に機種に安全ゴムスポンジをつけたら完成です。
~テスト飛行について~
テスト飛行では、まず最初に、必ず垂直上昇で軽くテストしてみてください。 なぜかというと、この機体は逆宙返りの癖があります。 なので、くれぐれも初っ端での水平打ちはやめてください。 いきなり機体を壊すことになりかねませんよ~! くれぐれもご注意くださいね~!
さて、垂直に軽く打ち出してみて、逆宙返りするようなら、主翼後端に軽くUPを入れて調整します。 コレを繰り返して高く上がるように微調整してください。 上手く行くと、頂点付近で小さい宙返りで返ります。 この小さい宙返りを殺したい場合は、僅かづつ、機首に重りを足していくとよいでしょう。 すると綺麗に返るようになります。
目標タイムは10~15秒といったところですが、TANゴムだと、うまくいくと30秒ぐらい飛んでくれるかもしれませんよ~!
そんなこんな。 5日間、お疲れ様でした~! では、ば~い!びぃ~!