引き続き、F22制作です。今日は、テキスト38ページ…じゃなくて、胴体と垂直尾翼です。
まず、部品を切り抜く前に、必ず千枚通しなどで、
おりすじを入れてください。
山折り線は表から。谷折り線は、針で穴をあけてトレスして、裏側から筋を入れてください。重要な部分なので、手を抜かず丁寧に正確にやってください。
このとき、当然定規を使っており筋を付けますが、気を付けなければならないことは、特に夜などで、くらい明かりの中や、角度によっては2~3㎜しかない
定規の影に騙されますので、よく注意してやってください。

その後切り抜きます。出来るだけハサミが使える部分はハサミで切ると、カッターのバリ取りをしなくて済むので楽です。が、丁寧に作りたい場合は、やはりカッターと定規を使うといいでしょう。もちろん
バリ取りはしてください。
それと、写真のように
部分的に大きく切っておいて、折り曲げる部分を先に折っておきます。これは、特に細いのりしろを等の部分をさらに細く折る場合よくやります。折る部分の角が鋭くなってる場合、その部分がきれいに折れ曲がってくれない場合があるからです。
その後、カッターを使って細かい部分を切り取ってゆきます。バリ取りお忘れなく。エアインテイク部分も微妙に作り方によって形が変わる場合がありますので、大きめにカットしておいて、最後に主翼に貼り合せながらカットします。

次に折り曲げ、おりぐせを付けます。エンジン部分ですが、写真にあるように細い丸棒(コレは筆ですが)を用意します。
実際のRより小さいものがいいです。上下側ともおりぐせ、折り曲げが出来たら、のりしろをくっつけます。
上側は写真
「ここ」のところは内側に1㎜ほどオフセットしてくっつけてください。主翼面に張り付けるとき、紙の厚みの隙間ができにくくなります。
下側ですが、のりしろは片面づつ付けてください。きれいに出来ます。ここも、気持ち(0.5㎜)内側に付けると隙間が出来ません。

垂直尾翼ですが、切り抜いた後、コレもペーパーを当ててエッジをシャープにしておきます。その後のりしろを
(段差などが出来ないよう注意)くっつけて写真のように木片等で挟んでおきます。
この垂直尾翼部分、なぜ3分割かというとコレも「セメC」の引っ張り変形を防ぐつもりで私はそうしてます。
片側だけのりしろをくっつけると必ずそちらに反ってくるからです。が、プレスの時間が短いとこのやり方でも反ってくるので注意してください。
はいっ!今日はここまでです!ちょっと細かいですかね。ご感想待ってま~す。
次は機首部分です。